narino通信

narino通信｜Aug2025

天草の気候変動や旬の柑橘、不知火オーナー募集、サマーキャンペーンなど、地域の最新ニュースと限定商品情報をお届けするnarino通信8月号です。

天草にはミューイ天文台もあり、星空が綺麗なんですよ。カバー写真は山の上の展望台ではなく、我が家の2階からスマホで撮ったものです。もっと高性能のカメラを使えばさらに綺麗に撮れるのでしょうね。

＜目次＞

シリーズ気候変動

今年の天草は、6月の平均気温が例年よりも4度近く高く、まるで7月のような陽気でした。柑橘類への影響はまだはっきりしていませんが、岩牡蠣は身の入りが悪く、早々にシーズンオフとなったことを先月もお伝えしたところです。そして、7月後半から35度を超える暑さが続いたかと思えば、8月に入り驚くほどの豪雨に見舞われるなど、自然の変化を強く感じる夏となっています。

今、日本でも気候変動の影響が少しずつ、でも確実に身近なところに目立ち始めています。たとえば、私たちの食卓に欠かせないお茶やお米、野菜や魚など、なじみ深い食材が、気温の変化や異常気象の影響を受けているのです。参考 ↗

最近では、春先の気温が高くなったことで、お茶の新芽が早く出てしまい、4月の遅霜で傷んでしまうという現象が起きています。これまで当たり前だった季節の巡りや自然の恵みが、少しずつ変わってきているのです。お米や野菜、果物も同じように、暑さや長雨の影響で収穫が難しくなったり、海の魚が減ったりと、私たちの暮らしに静かに影響が広がっています。参考 ↗

また、日本は多くの動植物が暮らす豊かな自然に恵まれていますが、気候変動によって絶滅の危機に瀕する生き物も増えています。高山植物が姿を消したり、サンゴ礁が白化したりと、一方で熊との接触が増えたりと、自然のバランスが崩れ始めているのです。参考 ↗

こうした変化は、未来の話ではありません。今、私たち一人ひとりができる小さな行動――たとえば、地元の食材を選んだり、食品ロスを減らしたり、エネルギーを大切に使ったりすることが、未来の自然や食卓を守る力になります。参考 ↗

このところ私も「気候変動」という言葉は多用していますが、「大切なものを守るために、できることから始めてみよう」という気持ちを共有することで、きっと大きな力になるはずです。narino通信を通じて、みなさんと一緒に考え、行動していけたら嬉しいです。

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今シーズンの岩牡蠣の販売は終了しました
今シーズンの恵比須丸の岩牡蠣の販売は早々終了しています。夏のレジャーや集いにご提供できないのは心苦しいですが、生産者の侘しさもご理解いただければ幸いです。