narino 通信|Feb 2026

ニュースレター読者の皆様には「天草の文旦」「不知火」の先行予約リンクを掲載しています。

narino 通信|Feb 2026
文旦断面アップと「Feb 2026」の文字、「narino」のロゴ、「天草の海と山のめぐみとあそびをお届けします」のキャッチコピーが入った2月号キービジュアル。

ニュースレター

立春を前にした天草の風は、鋭く、それでいてどこか春の予感を含んでいます。 1月号で新しい取り組みを掲げてから、早一ヶ月。若干遅れ気味ですが滑走路を走り出した機体が、いよいよその機首を上げる時が来ました。

現場より:温暖化の「静かなる暴力」と、あの雪の記憶

最近のニュースでは「爆弾低気圧」という少し物騒な響きを久しぶりに目にしまいした。幸い、私たちの畑はその直撃こそ免れていますが、近年向き合っているのは、もっと「静かな、目に見えない暴力」です。 夏場の、逃げ場のない酷暑。そして、本来なら冬の訪れを告げるはずの晩秋になっても、一向に下がらない気温。 これらは、果実たちが長い時間をかけて積み上げてきた「熟成のバランス」を、音も立てずに揺さぶります。

この冷たい2月の空の下で、ふと思い出す光景があります。 今から12年前、2014年の2月。首都圏を二週続けて襲った、あの記録的な大雪のことです。 当時、ANAの管理職として羽田の現場にいた私は、麻痺していく空港のオペレーションの最前線にいました。混乱するダイヤ、募る不安。部下たちの心を折れさせないために、私は24時間、激励と判断を繰り返しながら会社に泊まり込んでいました。 降り積もる雪の白さ、寒い外で必死に飛行機を飛ばそうとする仲間の姿。あの時の「極限の現場」で培った、何があっても冷静に判断するという余白の持ち方。

形は変わりましたが、今、私は天草の畑という別の「現場」に立っています。 目の前の雪はありませんが、温暖化という目に見えない敵と、果実の命を守るために戦っています。空港でオペレーションを守るのも、食の美味しさをお届けするのも、最後は「現場に立ち続ける人間の覚悟」なのだと、改めて自分に言い聞かせています。

コラム:
その「無料」の先に、誰がいるのか。――情報の「戸締まり」について

narinoでは、デジタルツールを積極的に活用しています。Googleという「強固な納屋」に情報を守らせ、Appleという「鋭い筆」で想いを描く。それが私たちの「内製化のアップデート」です。

しかし、その便利さの裏側にある「危うさ」についても、皆さんと共有しておきたい。 今や誰もが当たり前のように使っている無料のフリーメール。確かに便利ですが、そこには住所、電話番号、そして家族の日常までもが紐付いています。 その「納屋」の鍵は、本当にあなたの手の中にありますか?

「無料」という言葉の対価として、私たちは知らず知らずのうちに、大切な情報のコントロール権を手放しているかもしれません。 今やAIがメールも、カレンダーも、写真も全てを読み取ります。

少し手間に感じられるかもしれませんが、大切なやり取りには、キャリアメールや管理の行き届いたセキュアなアドレスを使い分ける。 それは、家を空ける時に鍵をかけるのと同じ、当たり前の「知的な戸締まり」です。

narinoが今考えるの「人間ファースト」とは、AIやITツールに振り回されるのではなく、その便利さ享受しつつ、自分の大切なものを自分の手で守る、その矜持から始まります。


今月のトピック

天草文旦:パール柑遅れまてす

先月、色づきが早いとお知らせしましたが、酸味の抜けが悪かったため、味見をして12月の収穫を断念しました。そして、1月後半には収穫しましたが、今一歩酸味の切れが悪いため、3週間ほど熟成して2月14日から販売・発送をスタートしいます。
narino通信の読者の皆様には、先行販売を本日からスタートします。ご希望の方は下記の「今月のおすすめ商品」からお求めください。

💡
先行販売は、限定数となります。また2月5日までの期間限定とさせていただきます。

文旦で攻める!春待ちレシピ

1. 文旦とブッラータのサラダ(Buntan & Burrata Salad) 「苦味と甘みのマリアージュ」  🛒 材料(アイコン)  文旦(むき実) / ブッラータチーズ / 蜂蜜 / 黒胡椒 / ミント  👨‍🍳 3 STEP で完成  並べる: 皿に文旦とチーズを贅沢に盛り付ける。  たらす: 蜂蜜をチーズの上から優しく回しかける。  挽く: 仕上げに黒胡椒を多めに挽き、ミントを添える。  💡 Point:  冷蔵庫で冷やしたチーズを使うのがコツ。  文旦の「ほろ苦さ」が蜂蜜の甘みを引き立てます。  2. 文旦香る白身魚の酒蒸し(Steamed Fish with Buntan Peel) 「蒸気とともに広がる優雅な香り」  🛒 材料(アイコン)  白身魚(真鯛や鱈) / 文旦の皮(千切り) / 酒 / 昆布 / ポン酢  👨‍🍳 3 STEP で完成  切る: 文旦の皮(黄色い部分のみ)を細い千切りにする。  載せる: 昆布を敷いた皿に魚を置き、その上に皮をたっぷり載せる。  蒸す: 酒を振り、蒸し器(またはレンジ)で火が通るまで蒸し上げる。  💡 Point:  皮は「黄色い部分」だけを使うことで、苦味を抑えて香りを楽しめます。  春の訪れを感じる、上品な香りの一皿。

今月のおすすめ商品

今月のおすすめ商品はニュースレターを購読している方へ表示しています。

蔵出し天草の不知火先行予約(〜2/5)

「蔵出し不知火」と命名しました。
天草農工房ふぁおで扱う「採りたてフレッシュ不知火」と違いをより明確にするため名称を変更しました。

  • 商品の発送は、2026/2/28〜となります。(先行ご予約の方へは28日、ないし3/1にお届けします)
今すぐ予約する

天草の文旦(パール柑)先行予約(〜2/5)

お待たせいたしました。いよいよ販売いたします。
今年からハサミを使用しない手もぎり収穫としました。ヘタなしでお届けになります。

先行ご予約のお客様への2月14日に発送いたします。
narino marché 非公開です。narino通信の読者様へメールからだけご予約いただけます。

今すぐ予約する